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スターバックスは飲み方を選ぶ [海外事情]

スターバックスのコーヒーがまずいと言う人は、以下の点を確認しよう。そりゃ、コーヒーの専門店や玄人はだしの趣味人の入れたコーヒーには負けるが、どこでも平均的にそこそこの水準にあることは重要なことだ。
まあ、日本全国のスターバックスの全店舗を制覇したSWA氏ではないが、この手のコメントをするには100店舗は自分の足で回らないと駄目だ。

1,その日の日替わりコーヒーの豆の種類は何か?
→ハウスブレンドはくず豆を使っていてまずい。タリーズとの比較をする通人は、普通はハウスブレンドを指して言う。イタリアンローストとかの類は当たり外れが多い。一昨年のクリスマスブレンドは当りだったが、去年は駄目だった。

2,周囲のスイーツは本当にコーヒーを飲んでいるか?
3,あなかは、どこのスターバックスの店舗に行ったか?
→コーヒーは生ものなので、淹れて直ぐに飲まないと、味が落ちる。スイーツだらけの繁華街の店、郊外店だと、誰もホットコーヒーを頼まないで、甘いラテ系ばかりが売れるので、10杯くらい貯めておくコーヒーは入れ替われず、味が落ちていく。朝から淹れたコーヒーをポットで暖め続けておく昔の駄目な喫茶店の不味いコーヒーと同じである。
→ただし、あまりにスイーツだらけの郊外店だと純粋なコーヒーの注文が少なすぎるので、コーヒーを作り置きしない。甘いものを頼まない変な客が来たということで、あわてて一から淹れてくれる。それが一番正解かも。

4,マグカップを使うよう、店員に指示しているか?
5,店内なのに、格好をつけて紙コップの蓋のプラスチックの穴を通して飲んでいないか?
紙パックに入った牛乳が不味いのと同じ理由で、紙コップやプラスチックの味がコーヒーに移る。

まあ、アメリカ発祥のファーストフード店、チェーン店の飲食物が日本に来ると(量は格段に減って)美味しくなるのは普通だから、驚かない。デニーズなんて日本とアメリカの店の味の落差が大きすぎる。
そもそもスターバックス自体が、薄いアメリカンコーヒーのアンチテーゼだから、逆に世界的に豆を煎りすぎなきらいはある。まあ結局、味は店長店員次第なのだが。


米スタバ、従業員教育で全米店舗を一時閉店   米スターバックスは26日、おいしいエスプレッソのいれ方を店員に再教育するため、全米7100店舗を一時閉店した。 米大手外食チェーンが営業時間内に一斉に店を閉めるのは異例。米国では顧客の「スタバ離れ」が起きており、一斉閉店は同社が努力していることを顧客にアピールする狙いもありそうだ。 閉店は午後5時半から同9時までの3時間半。13万5000人の店員が現場で再教育を受けた。社員教育は通常、来客の少ない時間などに実施するが、同社は再教育の様子の写真などを公開、積極的にPRしている。 スターバックスは昨年10―12月期の米国内既存店売上高がマイナスに転じるなど、国内での不振が目立つ。 景気悪化の影響もあるが、主力のコーヒーについて有力消費者情報誌で「マクドナルドの方が味が上」との批評も出ていた。 一時閉店のため、店舗入口のドアに鍵をかける従業員=26日、ボストン〔AP Photo〕
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080227AT2M2701Q270220081F.jpg

(ロサンゼルス=猪瀬聖)(11:02)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080227AT2M2701Q27022008.html

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