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キャセイ新千歳線は3クラス747-400 [航空]

この時期だと747-400なんだな。成田からさえジャンボ発着が減っている時勢に贅沢な話である。週4便なのが残念である。はやくデイリー運行とするよう、苦言を呈しておく。
恐らく殆どの乗客は夏の北海道観光の香港人であろう。ほぼ満席の盛況ぶりである。
気になるのがクラスの運用問題。2クラス運用だが、CXは2クラスの奴隷船仕様の747を持っていないので、今は豪華な3クラスの機材が運用されていると推測される。ビジネスクラスさえ水平フラットの個室タイプである。
http://www.seatguru.com/airlines/Cathay_Pacific_Airways/Cathay_Pacific_Airways_Boeing_747-400_B.php
ビジネスクラスの需要もさしてないと考えられ、ファーストクラスがビジネスクラスとして運用されているのだろう。すると何と個室タイプのビジネスクラスの座席がエコノミーに開放されている太っ腹な運用ということになる。この路線に上級会員がいるとは思えないので、早い者勝ちか何かの幸運な状況である。

かつて1990年代後半から今世紀初めのJALのハワイ線のボロッチャ747ー100(!!!)ないし200が使用されていた。30年以上使用された機体まであった。
1クラス運用などでビジネスクラスの座席が開放されているのは、「ワイドシート」として有名で、事前指定はJGCの特権であった。それ以外の一般客は当日の座席開放を目指して、夕方夜発の便を朝一番にチェックインして、成田空港で1日時間をつぶすという、「ハワイ通」の珍奇な行動は航空マニア以上に奇異であった
が、もともと経年30年近いボロ機材であり、ビジネスクラスも古色蒼然としてシートピッチ100センチくらいの詐欺座席であった。エコノミー開放なら儲け席だが、ビジネスクラスとしては当時でも詐欺的であった。ハワイ線に関してJALは常客に低コストで高満足度のサービスを行っていたと解され、償却した機材の運用としては巧みであった。ひどい目にあったのはマニラ、香港など近距離アジア路線に運用された時に正規のビジネスクラスの運賃を払ったビジネス客である。

現在の新千歳香港線に使用されているのは、キャセイにとってロンドン線用の花形機材であり、こんな美味しい運用は滅多にない。
これに比べると、成田線で3月に乗った777-300のビジネスクラスはボッタクリである。1990年代終わりに導入された機材とは思えない、120センチくらいのピッチの旧い仕様の座席である。全ての動作が手動とは信じがたい。乗り継ぎ先の斜めフラットのA330(実はファースト席開放の3クラス機材)が天国に思われた。

(以下引用)
19日午後3時ごろ、香港から新千歳空港に向かっていた キャセイパシフィック航空580便(ボーイング747-400型、乗客乗員398人)が、「機内に煙が立ち込めた」として、福岡空港に緊急着陸した。福岡市消防局によると、乗客らにけがはなかった。詳しい状況を調べている。 毎日jp 2009年7月19日 15時31分 http://mainichi.jp/select/today/news/20090719k0000e040028000c.html
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