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旧丙種特殊索道 [スキー]

福島県の柳津温泉スキー場は今季閉鎖したようだ。もう復活はなさそう。
今季なくなったスキー場の一覧はどこかにないものかと思う。
柳津温泉スキー場を一昨年に制覇しておいて良かった。まさかなくなるとは思わなかった。

ついに日本で屈曲Jバーに乗ることは不可能になった。屈曲Tバーには、個人的には昨年末にスイスのアーデルボーデンで乗ったばかりだが。それはそれは、標高差が300mはあるは、30度以上の斜面は随所にあるはで、大変な長大索道だった。こういう面倒なものは避けて、普通はひたすら索道と斜面の制覇を進めるために、海外スキーでは「超高速」(たぶん秒速5~6m。日本には滅多にない速度)長大・多人数乗りの重量級リフトに優先して乗るのだが、その日はアーデルボーデンでも強風と大雪でほとんどの索道が運転を止めていて、選択肢がなかったのだ。一つの経験となった。

これで計算上、現存する国内の旧丙種特殊索道はほとんど一桁になったか。
残りの旧丙種は『鉄道要覧』と今年の運行情報を総合すると、

猿仏村営
興部町営
日の出
サホロの連絡リフト
知内町営
かもい岳国際第一(Tバー) (以上が北海道)
酒田市松山
飯豊町手ノ子スキー場   (以上が山形県)
安比高原の第二シュレップ
第三Tバー

が残っているものと思われる。個人的には手ノ子とサホロしか乗ったことがない。

いま一番乗車が大変な鉄道は安比高原の第二シュレップリフトだろう。廃止されたかと思ったら、思い出したように記念日とかに運行している。実はTバーリフトさえ乗れたことがない。真の索道制覇はなかなか大変だ。1月12日がスキー記念日で、運行したらしい。

かもい岳なんて道内の中高生の競技スキーのメッカだから、事情を考えるとTバーの廃止はなさそうだ。
何故なら、道内トップクラスの競技スキー選手の都合があるから。彼らが貴重なチャンスを利用して、欧州のスキー場や夏期のNZコロネットピークの競技者隔離コースに遠征した際に、二人乗りTバーに上手く乗れなくて意気消沈して(いけいけドンドンの体育会系人間にありがちなことだが)調子を崩さないよう、日本国内でこっそりTバーの乗り方を練習する場を用意する必要があるから。
またどんな強風の天候と大会日程が重なっても、競技を実施してFISポイントを取得させるためかもしれない

東急グループとスキー場、西武との比較 [スキー]

あけましておめでとうございます。
更新が停滞する当ブログを愛読くださり、ありがとうございます。

閑話休題
東急グループはどうしてスキー場経営の事実をことさらに隠そうとするのだろうか。
衰退事業を持っているということで、投資家から悪い印象を持たれたくないからとさえ思える。
一般に地元への配慮で黒子に徹すると言われるが、もはやそれでは解せないレベルである。ニセコにしろ白馬にしろ地元の運営会社が整理された際、わざわざ引き取って索道の経営統合を進めているのだから、侵略者として地元に嫌われているとは全く思えない。
苗場や雫石、志賀高原の焼額が西武=コクド=プリンスホテルなのは一目瞭然だが、東急は各スキー場の運営会社名もわかりにくい。一応、電鉄直営の別格の存在たる八方尾根・栂池・岩岳を例外として、東急リゾートサービスにスキー場の経営はほぼ一元化されている。なお、白馬の特別の扱いは、五島昇が白馬のスキー事業に格別の思いいれを持っていた名残が大きいらしい。
しかしながらスキー場名にも運営会社名(鉄道要覧の索道欄を見れば一目瞭然)にも「東急」のブランドを出さないのはほぼ徹底している。ニセコグランヒラフもタングラムもスキージャム勝山もなかなか東急系だと分からない。戸隠や富士見パノラマにも東急の息がかかっているとは知らなかった。
おまけに東急不動産系で共通リフト券があったりもしない。せいぜいシーズン券購入者に相互に優待があるくらいである。
不動産系の東急リゾートサービスが日本の大企業で唯一、スキー事業に本気を入れていることは確かである。その姿勢は社員として普通の企業で唯一、ワールドカップクラスのアルペンスキー選手(大越龍之介)を正社員として採用していることで明らかだ。建前としてのアマチュアスポーツ選手としての枠でも、ANAの福原愛や北島康介のような使い捨ての広告塔でなく、終身雇用の正社員としての採用することはスキー界にとって重要なことだ。
電鉄系の会社が正社員としてアルペンスキーの選手を採用するのは、60年前の長野電鉄スキー部の杉山進以来の椿事である。ナショナルチームの合宿や遠征の日程を思えば、常識的に言って現役時代は正社員としての勤務が出来るとは思えない。SAJ会長の堤義明でも遂にスキー部をコクドやプリンスホテルに作ることはなかった。アイスホッケーや野球と異なり、正社員として勤務することが難しいと考えたからだろう。
その代わりに、堤は個人的にアルペンのトップ選手の岡部哲也や木村公宣に対して生涯生活の面倒を見るとの確約をし(その事実はスキージャーナルなどでの引退後のインタビューに窺われる)、軽井沢プリンスホテルスキー場と富良野スキー場のスキースクールの権益を二人に与えた。
基礎スキーの世界にまで視野を広げれば、柏木親子(正義・義之)に苗場スキー場でのスクール経営を任せている。技術選で柏木に匹敵する立場を考えると、昨年一位の丸山貴雄は東急直営色が強い八方尾根スキースクールの看板であり、二位の吉岡大輔は東急のたんばらのスキースクール代表(チームクレブ所属というのは、実質は後援程度であろう)である。実は技術選における柏木義之と丸山、吉岡(ばんけいスキー場の井山敬介は関係ないが)は、西武グループと東急グループの代理戦争としての性格を結果的(関係者が意識しているかは定かではないが)に有している。

さて、東急グループは五島昇の死後、元の各社の番頭たちとその後継者たちがてんでバラバラに経営していると言われ、ホテル部門においても、東急ホテルズと東急ステイとハーヴェストクラブなどとの相互の連携、顧客の相互優遇は存在しない。
かつては海外ホテル部門としてシンガポールに本拠を置くパンパシフィックホテルチェーンを持っていたが、今はなき慶州やグアムの東急ホテル(1970年代にはソウル東急ホテルもあったが、短命に終わった事情は不明である)がそこに統合されることもなかった。謎だらけである。

こういうことを考えていたところで、昨年11月1日に白馬観光開発の売却が発表さた。長野県としては蜂の巣をつついたような大騒ぎだったようだ。ただし白馬東急ホテルは日本を代表する高級スキーリゾートホテル(同レベルの設備・格のホテルは奥志賀高原ホテル、グランフェニックス、赤倉観光ホテル、トマムのかつてのガレリアスイート、セゾン時代の狩勝コンチネンタルホテルくらいか)として切り離されることはなく、盤石の体制のようである。スキー場は儲からなくても通年のリゾート経営は成立するのだろう。

ARAIと盛田一族 [スキー]

ARAIは今シーズンも再開しなかった。ホテルの建物なども取り壊されたらしい。

バブルの産物とか、武士の商法とかといったレッテル張りを超越した凄さだった。
なにしろ日本人の休暇スタイルとか、スキー場の常識を超越していた。最低で一泊5万円を超えるオールスイートホテルと超高級レストラン、雲の上のようなサービスと、ありとあらゆる理想を追求。トマムやサホロも当初は同じようなものを目指したんだけど、赤字に耐え切れず中途半端に理想的な営業は終了し、コスト重視の加森観光と星野リゾートの手に移ってしまった。
ARAIはソニーの創業者の一人である盛田一族(元は造り酒屋で昔からの愛知の素封家)の経営だが、盛田昭夫のバカ息子は、営業赤字が出れば会社名義のソニー株を手放して帳尻をつければいいと、いつまでも赤字を垂れ流し続けた。それも適当にやっている上での放漫経営じゃなくて、スキー場なのに完璧なバリアフリー設備(これは病床の盛田昭夫をつれてくるためかも?)とか、サービスはDQNそのもののスキー業界(シティーホテルの場合とは異なり、スキーヲタのスキー場批評ではコクドの評価は高かった)では神というべき最高のサービスとかを最後まで維持した上で轟沈したという凄さだった。
ほかの事業の損害もあるだろうけど、昔はソニーの20パーセントくらいの株を持っていて筆頭株主だったはずなのに、売り続けて今や無に帰した。非上場会社だから経営状態は不明だが、累積赤字は数百億かそれ以上のレベルに達してもおかしくないと推定される。
盛田財閥(というべき規模です)の経営については、株式の持ち合いの詳細も含めて不明な点が多かった。が、ソース不明な点もあるが、好事家の手によっていつの間にかWIKIに詳細な記述が出ている。複雑なファミリー企業の合併・分割などで、実質的な財産は維持しているようである。HOTSPARも敷島パンもそうだったとは。
関係者によって修正されるとも限らないので、今の状態をコピペしておく。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%9B%E7%94%B0
盛田株式会社(もりた、英文表記:Morita Co., Ltd.)は、1665年(寛文5年)に愛知県知多郡小鈴谷村(こすがやむら、現・常滑市小鈴谷)で創業した醸造会社。清酒「ねのひ」、味噌醤油、調味料商標の「盛田」を展開する。ソニーの創業者・盛田昭夫の実家で、ソニー創業期に資金が苦しかった頃、増資引受という名目で資金提供を行ったことから、一時期はソニーの筆頭株主であった。
現在の同社は、旧・盛田株式会社(現・盛田アセットマネジメント)から製造販売部門を分社化して2004年9月1日に設立した会社。旧・盛田は香川県の大手醸造会社・マルキン忠勇の筆頭株主であったが、分割された新・盛田は同社と経営統合し、現在は持株会社のジャパン・フード&リカー・アライアンス (JFLA) の完全子会社である。盛田アセットマネジメントはJFLAの筆頭株主として、マルキン・盛田の企業グループを形成している。
また、盛田の系列会社の山泉商会は、イズミック、盛田エンタープライズと社名を変更。傘下に酒類卸業のイズミック、ビール製造の盛田金しゃちビール(旧ランドビール)、コンビニのココストアなどを擁するMICSグループを形成している。

目次 [非表示]
1 沿革
2 盛田株式会社・会社概要
3 関連企業・盛田グループ
3.1 盛田アセットマネジメント
3.2 レイケイ(ガラヒ産業)
3.3 ジャパン・フード&リカー・アライアンス
3.4 マルキン忠勇
3.5 鈴渓学術財団
3.6 盛田国際教育振興財団
4 関連企業・MICSグループ
4.1 盛田エンタプライズ
4.2 イズミック
4.3 盛田金しゃちビール
4.4 ココストア
4.5 ホットスパーコンビニエンスネットワークス
4.6 その他のMICSグループ企業
5 関連企業・敷島製パングループ
5.1 敷島製パン
6 盛田家関係者
7 同社製品商標
8 関連項目
9 外部リンク



[編集] 沿革
1665年(寛文5年) 創業。清酒の醸造を始める
江戸期の文書は「盛田家文書」として財団法人鈴溪学術財団に寄贈されており、江戸時代の地方商家の経営に関する貴重な史料となっている。
1898年 盛田合資会社を設立
1947年 株式会社山泉商会を設立
1955年 盛田合資会社より盛田株式会社に改組
1981年 盛田国際教育振興財団を設立
2001年6月 盛田がマルキン忠勇(現・ジャパン・フード&リカー・アライアンス)の主要株主となる
2004年9月 盛田は盛田ホールディングスに商号変更するとともに、会社分割により事業子会社の「盛田株式会社」(新・盛田)を設立
2004年12月 新・盛田がハイピースとともにマルキン忠勇の完全子会社になる
2005年10月1日 盛田ホールディングスが盛田アセットマネジメントに商号変更
2006年2月 マルキン忠勇は純粋持株会社に転換し「ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社」に商号変更するとともに、会社分割により、事業子会社の「マルキン忠勇株式会社」(新・マルキン忠勇)を設立。

[編集] 盛田株式会社・会社概要
商号 盛田株式会社
本社所在地 愛知県名古屋市中区栄一丁目7番34号
創業 1665年(寛文5年)
会社設立 1955年4月
現法人設立 2004年9月1日
事業内容 清酒、みそ、たまり、しょうゆ、つゆ、たれ、みりん風調味料その他調味料の製造販売
代表者 代表取締役社長 佐藤直記
資本金 1億円
株主 ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社(100%)

[編集] 関連企業・盛田グループ

[編集] 盛田アセットマネジメント
2004年9月1日に製造販売部門を会社分割により分離した旧・盛田が商号変更した。
同社は資産管理会社となり、商号を盛田ホールディングスに変更。さらに2005年10月1日に盛田ホールディングスから盛田アセットマネジメントに商号変更している。ジャパン・フード&リカー・アライアンス(新・盛田ならびにマルキン忠勇の完全親会社)の筆頭株主である。
商号 盛田アセットマネジメント株式会社
本社所在地 愛知県名古屋市中区栄一丁目7番34号
設立 1955年4月
事業内容 持株会社
代表者 代表取締役 塚田耕一
資本金 1億円
株主
財団法人鈴渓学術財団(盛田英夫理事長) 29.74%
ガラヒ産業株式会社 21.08% - 盛田英夫保有分を取得
財団法人盛田国際教育振興財団(盛田英夫理事長) 20.34%
盛田良子 16.05%
盛田慶子 4.90%
盛田真智子 4.90%
盛田宏 2.99%

[編集] レイケイ(ガラヒ産業)
1974年設立。盛田株式会社が保有する資産を会社分割により引き継ぎ、盛田家の資産管理などを行なっていた。食品事業や海外のスキー場運営などを行い、関連会社に食品輸出入商社、料理飲食店、スキーリゾート(アライリゾート株式会社)、ホテルなどがあった。
新潟県新井市(現・妙高市)のアライリゾートに500億円を出資し、第三セクターで欧州型のリゾートスキー場を開発したが、客足が伸びず巨額の赤字。2000年10月に、盛田英夫社長100%出資の投資会社・モリタインベストメント(オランダ法人)が、プジョーからF1のエンジン事業を引き継いだリヒテンシュタインの企業「アジアテック」など約230億円に貸し付けたが、回収不能に。モリタインベストメントが貸付資金として海外の銀行から融資を受けた際に、レイケイがこの債務保証のためソニー株を担保提供していたため、ソニー株売却を余儀なくされ、会社の資産を大きく失う。2005年6月に商号変更。この際の処理方法が実質的な贈与であり申告漏れになると国税庁に指摘されている。

商号 レイケイ株式会社(現・ガラヒ産業株式会社)
本社所在地 東京都中央区
設立 1974年設立
解散 2005年6月
事業内容
資本金
株主 盛田ホールディング株式会社(現・盛田アセットマネジメント株式会社)100%

[編集] ジャパン・フード&リカー・アライアンス
盛田やマルキン忠勇を持株会社の下で統合するために、会社分割により新・マルキン忠勇を設立した上で、2006年2月1日に旧マルキン忠勇をジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社に商号変更して、持株会社化。大阪証券取引所二部上場。

子会社は、マルキン忠勇、盛田、ハイピース、アルカン、盛田フードサービスなど。2006年7月1日には、ジャパン・フード&リカー・アライアンス食品販売株式会社、ジャパン・フード&リカー・アライアンス酒類販売株式会社を設立。

商号 ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社
本社所在地 香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1850番地
設立 1944年7月19日
事業内容 食品関連企業グループの企画・管理・運営(純粋持株会社)
代表者 代表取締役社長 小林武司
資本金 27億7300万円
株主(2006年12月1日現在)
盛田アセットマネジメント 18.08%
株式会社菱食 7.18%
株式会社穴吹工務店 4.99%
加賀屋醤油株式会社 4.71%
大阪証券金融株式会社 2.85%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 2.54%
敷島製パン株式会社 2.46%
富春勇 1.83%
株式会社ミツカンサンミ 1.47%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 1.46%

[編集] マルキン忠勇
2000年4月、兵庫県・灘で300年以上清酒事業を行う忠勇と、全国五大醤油会社の一角で瀬戸内海の香川県・小豆島で100年以上醤油醸造を行う丸金醤油が合併して誕生。2006年2月に持株会社制に移行したことから、旧・マルキン忠勇(現・ジャパン・フード&リカー・アライアンス)から製造事業を会社分割する形で設立。

商号 マルキン忠勇株式会社
本社所在地 香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1850番地
設立 2006年2月1日
事業内容 醤油・調味料、漬物等加工食品ならびに健康食品製造
代表者 代表取締役社長 佐藤正美
資本金 3億5000万円
株主 ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社(100%)

[編集] 鈴渓学術財団
名称 財団法人鈴渓学術財団
所在地 東京都中央区日本橋蛎殻町一丁目5番6号
設立 1978年(昭和53年)11月24日
事業内容 実証的研究に対する助成、調査研究並びに資料の収集・刊行・公開
代表者 理事長 盛田英夫
所管 文部科学省

[編集] 盛田国際教育振興財団
名称 財団法人盛田国際教育振興財団
所在地 愛知県名古屋市中区栄一丁目7番34号
設立 1981年(昭和56年)12月22日
事業内容 愛知県内の学生等の海外留学に対する奨学金の給与等
代表者 理事長 盛田英夫
所管 愛知県教育委員会

[編集] 関連企業・MICSグループ
MICS(ミックス)グループは、イズミックを中核企業とする企業グループ。Mは盛田エンタプライズなど、Iはイズミック、Cはココストア、Sはその他のグループ会社を表わす。2001年から用いてきたLICK(リック)グループという名称から、2006年2月に変更。


[編集] 盛田エンタプライズ
MICSグループの資産管理会社。1947年に山泉商会(後のイズミック)として創業。2005年3月1日にイズミックから盛田エンタプライズに商号変更。営業部門を会社分割により新設のイズミックに承継させており、盛田エンタプライズは、不動産、人材派遣、事務受託の業務を行う。
イズミックの親会社であるとともに、2006年にTOBでオザキ軽化学株式会社を買収・子会社化している

商号 盛田エンタプライズ株式会社
本社所在地 愛知県名古屋市中区栄一丁目7番34号
設立 1947年
事業内容 不動産賃貸売買業、資産管理受託・人材派遣業
代表者 代表取締役会長 盛田和昭、代表取締役社長 盛田宏
資本金 1億5000万円
株主

[編集] イズミック
中部地方で最大の酒類食品卸商社。1947年創業で旧社名は山泉商会。1971年7月に日本最初のコンビニエンスストアチェーンとして、愛知県春日井市にココストア藤山台店をオープンさせている。2001年から九州コンビニエンスシステムズ(エブリワン運営会社)と、ホットスパーコンビニエンスネットワークス(ホットスパー運営会社)を傘下におさめている。
現法人は、2005年3月1日に旧イズミック(現・盛田エンタプライズ)から事業部門を新設分割する形で、設立された。

商号 株式会社イズミック
本社所在地 愛知県名古屋市中区栄一丁目7番34号
創業 1947年(昭和22年)9月2日
設立 2005年(平成17年)3月1日
事業内容 酒類・食品卸売業
代表者 代表取締役会長 盛田和昭、代表取締役社長 盛田宏
資本金 5000万円
株主 盛田エンタプライズ株式会社

[編集] 盛田金しゃちビール
盛田グループが、ビール製造量の規制緩和をきっかけに1996年に創業したビール製造業者。2006年4月1日にランドビール株式会社から盛田金しゃちビール株式会社に商号変更。
グループとしては、明治17年から明治18年に第11代盛田久左衛門命棋翁が製造した三ツ星麦酒、明治22年に盛田善平が製造した丸三麦酒以来約100年ぶりのビール事業。
商号 盛田金しゃちビール株式会社
本社所在地 愛知県名古屋市中区栄一丁目7番34号
創業 1996年(平成8年)1月
設立 2001年(平成13年)7月
事業内容 ビールの製造・販売等
代表者 代表取締役社長 盛田宏
資本金 1000万円
株主

[編集] ココストア
コンビニエンスストアチェーン店のココストア (Coco!) を運営。1号店のオープンは1971年7月で、コンビニチェーンとしては日本初である(但し、どの社がコンビニ日本1号店であるかについてはいくつかの見解に分かれる)。名古屋を中心に店舗展開し、酒販系コンビニエンスストアとしては日本最大級。エブリワン、ホットスパーコンビニエンスネットワークスと同じコンビニグループになっている。
2006年6月1日に、子会社化していた九州コンビニエンスシステムズを吸収合併している(詳しくは「ココストア」を参照)。
社名のCOCOには、コンビニエンス(便利)、コンフォート(快適)、コンシューマリズム(消費者主義)、コミュニケーション(意志の交流)の意味が含まれている。

商号 株式会社ココストア
本社所在地 愛知県名古屋市中区栄一丁目7番34号
創業 1971年7月
設立 1972年6月
事業内容 コンビニエンスストアチェーン本部(ココストアチェーンへの加盟促進と加盟店への経営指導)
代表者 代表取締役社長 盛田宏
資本金 4000万円
株主 株式会社イズミック

[編集] ホットスパーコンビニエンスネットワークス
コンビニチェーンのHOT SPARの運営会社。1977年12月に茨城県地区スパー本部株式会社として創業しており、茨城県が中心的な地盤。2001年4月に株式会社ココストアと業務提携、2002年5月に株式会社イズミックの完全子会社に。

商号 株式会社ホットスパーコンビニエンスネットワークス
本社所在地 茨城県土浦市小松二丁目13番1号
設立 1977年(昭和52年)12月1日
事業内容 コンビニエンスストアチェーン本部
代表者 代表取締役社長 桐戸通雄
資本金 15億円
株主 株式会社イズミック

[編集] その他のMICSグループ企業
盛田甲州ワイナリー株式会社(ワインメーカー)
株式会社エムアールシー(小売業)
株式会社ランドビアサーカス(レストラン業)
頸城酒造株式会社(日本酒製造)
トーフレリック株式会社(流通業)
ワダカン株式会社(食品メーカー)

[編集] 関連企業・敷島製パングループ

[編集] 敷島製パン
盛田家の分家の盛田善平が、1919年に創業したパンメーカー。パン製品「Pasco」(パスコ)の商標で有名。Pascoとは「Pan Shikishima Company」の意とされる。長らく「シキシマパン」の商標で営業し親しまれてきたが、2003年9月1日に商標を「Pasco」に統一している。盛田家分家の同族経営で、現在の社長・盛田淳夫で5代目。イズミック会長の盛田和昭が取締役相談役になっており、本家筋とも一定の関係がある。

商号 敷島製パン株式会社
本社所在地 愛知県名古屋市東区白壁五丁目3番地
会社設立 1919年(大正8年)
創業 1920年(大正9年)6月8日
事業内容 パン、和洋菓子の製造、販売
代表者 代表取締役会長 盛田慶吉、代表取締役社長 盛田淳夫
資本金 17億9,953万3,200円
株主

[編集] 盛田家関係者
盛田昭夫(もりたあきお、1921年1月26日~1999年10月3日) 第15代盛田家当主、ソニーの創業者のひとり。愛知県知多郡小鈴谷村(こすがやむら・現常滑市小鈴谷)出身。「子の日松」の造り酒屋・盛田家14代目盛田久左ヱ門の長男。
盛田良子 故盛田昭夫の夫人。三省堂書店創業者一族である亀井豊治の四女。
盛田英夫(英粮)(もりたひでお、1952年~) 故盛田昭夫の長男。第16代盛田家当主、盛田株式会社社主、財団法人鈴渓学術財団理事長、財団法人盛田国際教育振興財団専務理事。解散したレイケイの社長でもあった。女優岡崎友紀の元夫。
盛田昌夫(もりたまさお、1954年9月4日~) 故盛田昭夫の二男。モルガン銀行を経て、1981年ソニーに入社。ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)代表取締役社長、ソニー業務執行役員常務を歴任。2005年6月22日よりソニーのブランド・クリエイティブセンター担当SVP(シニア・バイス・プレジデント)
盛田和昭(もりたかずあき) 盛田家14代目盛田久左衛門の次男、故盛田昭夫の実弟。ソニーを興した兄に代わり盛田株式会社を継ぐ。株式会社イズミック会長、盛田エンタプライズ株式会社会長、盛田株式会社顧問、盛田金しゃちビール株式会社取締役会長、敷島製パン株式会社相談役、盛田アセットマネジメント名誉会長、ソニー特別顧問。
盛田宏(もりたひろし、1957年5月8日~) 1980年3月慶應義塾大学経済学部卒業後、盛田株式会社入社。株式会社イズミック社長、盛田エンタプライズ株式会社社長、株式会社ココストア社長、盛田甲州ワイナリー株式会社社長、盛田金しゃちビール株式会社代表取締役社長、敷島製パン株式会社副社長。
盛田正明(もりたまさあき、1927年~) 故盛田昭夫の実弟。東京工業大学電気化学科卒業後、東京通信工業株式会社(現ソニー)に入社。ソニー副社長、ソニー・アメリカ会長兼CEO、ソニー生命保険取締役会長等を歴任。財団法人日本テニス協会会長。
盛田善平(もりたぜんぺい、1863年12月7日~1937年2月24日) 愛知県小鈴谷村(現・常滑市小鈴谷)の盛田家分家である造り酒屋(ヤマイヅミ・盛田)の盛田太助の五男。家業を廃業して、1892年にカブトビール(丸三麦酒)の製造・販売した他、小麦粉の製粉をやった後、1919年に敷島製パンを創業。1918年には愛知県会議員となった。
4代中埜又左衛門(なかのまたざえもん、1854年~1895年) ミツカン酢の中埜家4代目。盛田家(分家)から中埜家に養子。盛田善平のおじ。盛田善平とともにカブトビール(丸三麦酒)創始者である。4代目から中野姓から中埜姓になっている。

[編集] 同社製品商標
ねのひ(酒類商標)
盛田(調味料商標。ヤマイヅミを改称)
ヤマイヅミ(山泉。かつての調味料商標)


肝心のARAIについてだが、2006年のゴールデンウィークに「いよいよヤバイ」との予想から、山頂までのゴンドラと食事のパック(何と1500円だった)を使って、スキーをするわけでもないのに、家族でドライブに行って、山頂に登ってきておいて良かったと思う。

新井市のサイトにホテルの情報が残っている。
http://ara-e.net/arai-resort/index.html
ザ・クラブ以下、すごすぎる。
実はスキー場単体は黒字だったらしい。上級中級コースに焦点を絞った効率的なリフト配置で経費は少なくすむ。日本一雪の多い地域なので6月まで滑れるほどのシーズンの長さに惹かれて、地元のリピーターの支持は厚かったからである(ただ、日帰りばかりで利益につながらない)。
http://d.hatena.ne.jp/stealthinu/20060711/p1
そもそも日本には欧米型の高級スキーリゾートなんてものは根付かないのである。年に何十回もいくような上級者は高速道路のETC割引を駆使して、夜行日帰りが当たり前だし、宿泊もしてくれるライトな家族連れなどは意外と数が少ない。休みに長野県内のスキー場を渡り歩くマニアでも、泊まっているのは長野市内や松本のビジネスホテルだったりする。
スキー宿はブームの時代に林立した低レベルのペンション、ホテルばかりで、経営とサービスに努力した少数以外のほとんどの施設は、つぶれているか、個人で積極的に泊まる気にはならないレベルのものが多い。
(斑尾のペンション群の過当競争はすごいらしいが)
だいたい日本の本州は狭くて、その割りに交通が便利になり続けて、首都圏や近畿などから車で日帰りできる距離に大スキー場群が控えている。高速道路も長野新幹線もない時代の信越のスキー場は片道夜行でないとスキー場に到達することは無理であったが、
これがヨーロッパやアメリカだとそうはいかない。アルプスなんて交通が不便すぎて、大都市起点だと現地に泊まらないと、ろくに滑る時間が取れない。
日本に新富裕層が増えているのは事実であるが、そういう人たちとスキー、スノーボード好きの集合は全く一致しない。
だいたい東京でよく見るような高級外車などはスキー場の駐車場に見えない。メルセデスの4MATIC(きわめて高価なグレードにしか設定されていない)やレンジローバーなんて見たこともない。アウディーもクワトロ仕様は高価であり、めったにいない。最大の妥協が古いボルボ(中古価格はメタメタである。別に雪国の走行性能とかは優れていない)、レガシィかランドクルーザープラド、オデッセイあたりである。

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