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旧丙種特殊索道 [スキー]

福島県の柳津温泉スキー場は今季閉鎖したようだ。もう復活はなさそう。
今季なくなったスキー場の一覧はどこかにないものかと思う。
柳津温泉スキー場を一昨年に制覇しておいて良かった。まさかなくなるとは思わなかった。

ついに日本で屈曲Jバーに乗ることは不可能になった。屈曲Tバーには、個人的には昨年末にスイスのアーデルボーデンで乗ったばかりだが。それはそれは、標高差が300mはあるは、30度以上の斜面は随所にあるはで、大変な長大索道だった。こういう面倒なものは避けて、普通はひたすら索道と斜面の制覇を進めるために、海外スキーでは「超高速」(たぶん秒速5~6m。日本には滅多にない速度)長大・多人数乗りの重量級リフトに優先して乗るのだが、その日はアーデルボーデンでも強風と大雪でほとんどの索道が運転を止めていて、選択肢がなかったのだ。一つの経験となった。

これで計算上、現存する国内の旧丙種特殊索道はほとんど一桁になったか。
残りの旧丙種は『鉄道要覧』と今年の運行情報を総合すると、

猿仏村営
興部町営
日の出
サホロの連絡リフト
知内町営
かもい岳国際第一(Tバー) (以上が北海道)
酒田市松山
飯豊町手ノ子スキー場   (以上が山形県)
安比高原の第二シュレップ
第三Tバー

が残っているものと思われる。個人的には手ノ子とサホロしか乗ったことがない。

いま一番乗車が大変な鉄道は安比高原の第二シュレップリフトだろう。廃止されたかと思ったら、思い出したように記念日とかに運行している。実はTバーリフトさえ乗れたことがない。真の索道制覇はなかなか大変だ。1月12日がスキー記念日で、運行したらしい。

かもい岳なんて道内の中高生の競技スキーのメッカだから、事情を考えるとTバーの廃止はなさそうだ。
何故なら、道内トップクラスの競技スキー選手の都合があるから。彼らが貴重なチャンスを利用して、欧州のスキー場や夏期のNZコロネットピークの競技者隔離コースに遠征した際に、二人乗りTバーに上手く乗れなくて意気消沈して(いけいけドンドンの体育会系人間にありがちなことだが)調子を崩さないよう、日本国内でこっそりTバーの乗り方を練習する場を用意する必要があるから。
またどんな強風の天候と大会日程が重なっても、競技を実施してFISポイントを取得させるためかもしれない

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