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JR四国が契約社員を車掌に採用 [鉄道]

旧国鉄の従業員の年齢分布がいかに異常であるかと考えさせられる。全社で300人しか車掌がいないというのも驚きだが、それだけワンマン列車だらけだということだろう。
年配の車掌が多い理由は二つ考えられる。一つは特急列車の接客のために敢えてベテラン社員を配置しているという可能性。もう一つは組合問題で年配の社員は運転手や駅員などへの配置転換を拒否していて、若い社員を人事的に流動化させているという可能性である。
業態が変わったりして、もとは必要だった職種の人たちが従来の人数は必要なくなるということはどの会社でもあることだろう。その場合は中高年の社員を転勤、職種転換させるのではなく、若い社員にしわよせさせるということだろうか。

だが契約社員の給与は年収200万円に満たないようだ。JR四国の未来のなさを象徴するような人事制度だ。まあ経営だけを考えるなら、近郊輸送とバス会社、関連事業に特化した方がましらしい。


(以下引用)
JR四国(高松市)は25日、将来の大量退職に備え、車掌に代わって乗務する契約社員の客室乗務員を導入すると発表した。本格的な車掌業務を契約社員が担当するのは、JR各社で初めてという。同社は「経費節減にもなる」としている。
導入は3月13日以降を予定。午前8時~午後8時台の特急(高松-宇多津)と快速(高松-児島)が対象となる。通常は車掌が行う車内での放送や改札、切符販売、ドア開閉作業など主要な業務を行う。
同社では、2009年度末に在籍する約300人の車掌のうち、23年度末までに約170人が退職年齢になるという。客室乗務員の採用は3年で20人程度を予定している。同社の松田清宏社長は「接客に興味がある人に来てほしい。将来的に導入する地域の拡大も考えている」としている。(共同)

◎JR四国 http://www.jr-shikoku.co.jp/

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010012501000758.html
【鉄道】JR四国、車掌業務担当の契約社員を導入--経費節減、JR各社で初めて [01/25]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1264413442/


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