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ANAのスーパーシートとラウンジsignet(2008年2月現在) [航空]

ラウンジの客層が若い
勘違い君も多い。
中央ラウンジは、奥行きも幅もあり、席の配置もけっこうゆとりがあって、アムステルダムのKLMのシェンゲンエリアのラウンジに近い印象を持つ。羽田の国内線ラウンジのハードは(DPラウンジを含めても)JALに勝っている。飲み物は五十歩百歩といった所。
新聞雑誌の配置数は少なく、入り口近くの棚に適当に並べてある感じで、喫茶店かラーメン屋の常置新聞を彷彿とさせて、印象はよくない。 あまり意識的に整理をしていない感じで、それが利用客のモラル低下に拍車をかけている。

772の座席は、先述のスカイマークのシグナスクラスに劣る。以前のように2-2-2配置の2列から2-3-2配置の2列に改修された際は、狭いという印象ばかりがめだっていたが、3列にSSが拡張されたので混雑も解消され、まあまあの空間にはなった。とはいえ、現状で1000円プラスで乗れる旧JASのレインボーセブンの旧SS席とは、比べるも愚かである(広々感でいえば、旧JALの777の2-2-2のスーパーシートも良かった)。
空間のゆとりでいえば、失われたA300ー600RのSSの方がゆとりがあった。実は同型機の国際線仕様のビジネスクラスの席のシートピッチを詰めたものだった。

食事はなかなか。

http://www.tsubajin.co.jp/
「つば甚」(と銘打った)弁当だったが、小松線だから積まれているのか、ある程度他の路線にも積まれているのかは、分からない。
とはいえ、本当に当該料亭で作ったものなら、治部煮はもっと美味いはずだが、国際線のファーストクラスでもないので、コストの制約で鴨や猪の肉を入れるわけにはいかないのだろう。万人向けに味を薄くしすぎだと思った。大正期以降の関西料亭の東京大侵略によって、東京で失われた江戸の大名料理の伝統を継ぐ、加賀料理は量も多いし、味も濃いのである。
東京のデパートの有名料亭名のお節料理には、中身の具に比して馬鹿高い値付けのものがある。それが普通の値付けのものと違う理由は、料亭本体で調理しているか、料亭の献立を普通の弁当屋で作っているかという差だという。駅弁で1000円以上の高価格の幕の内弁当の味の話と同じである。

全体に空いていればコストパフォーマンスは悪くない
ただJAS時代のSSはもっと良かった。飲み物が依然として紙コップのサービスなのは印象が良くない。JALではクラスJですら専用の紙コップで差別化されているのに、それもない。非幹線メインでガラガラだったJASのSSが3200円でも陶器でサービスしていたのを思い出す。

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