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高級官僚は政治家の言いなり? [政治]

けっきょく中央省庁のキャリア官僚が政治家に弱いのは、予算獲得、国会審議の円滑化とのバーター取引ということが分かった。
別に政治家に天下りを斡旋してもらうためでも、政界への転身を図るためでもない。
これが地方自治体だと逆だな。殆どの地方議員は政策を知らないので、質問も職員に書いてもらったりしている。学歴は高卒ばかりで、漢字が読めないなんて当たり前だ。
そもそも首長が議会と総対決状態にでもならない限り、地方自治体では首長と行政部局はオールマイティーだ。
自主財源が潤沢な市役所の職員と首長が無敵かもしれない。庁内の調整さえ付けば、議員と土建屋の話を適当に聞いているだけで、あとは好きなことができる。


厚生労働省の局長らが郵便の割引制度を悪用していた自称・障害者団体のために証明書を偽造したとして逮捕された事件で、当時局長の上司だった厚生労働省の元幹部が、国会議員から証明書について依頼があり、局長に対応を指示したなどと供述していることについて、別の元幹部は 「官僚にとって国会議員からの要請は最優先の事項だ」 と話しています。 逮捕された村木厚子局長といっしょに仕事をしたこともあるこの元幹部は、局長の人柄について 「ふだんはリラックスをした対応をしているが、しんがとても強く、省内では事務次官候補といううわさもあった。仕事熱心で器もそれだけの人柄だ」 と話しています。また、国会議員からの要請については、 「われわれが教えられている中では国会は最優先です。障害者に対する支援は障害保健福祉部の職員の1つの柱で、そのためには法令・施策・予算を確保しなければならない。その強い味方は永田町の先生。いちばん心強い」 と述べ、官僚にとって国会議員からの要請は最優先の事項だという認識を示しました。そのうえで、村木局長が偽造にかかわった理由については 「法案を通してもらうとか、予算を付けてもらうには、強い味方は永田町の先生なので、永田町に貸しを作る、あるいは事務次官のレースに乗るために永田町にいい顔をできると思ってやったというのがいちばん可能性としてあるのではないか」 と話しています。また、村木局長が障害保健福祉部の企画課長だった当時、頻繁に意見を交わしていた障害者団体の関係者は、当時の状況について 「障害者自立支援法をめぐり、国会対策がいちばんの念頭だった。法律は国会で審議されるものなので、当然国会の動向を気にしていたが、その気にしかたは相当強いものがあった」 と話しています。また、村木局長の当時の上司で「国会議員から証明書について依頼を受け、局長に対応を指示した」などと供述しているとされる厚生労働省の元幹部について、この関係者は 「国会対策が非常に多かった。私たちが陳情のために国会を回ったりすると、何回も国会の中でお会いしたりしていたので、相当足を運んでいたと思う。群を抜いて国会対策に力を入れていたのではないか」 と話しています。 http://www3.nhk.or.jp/news/k10013646271000.html


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